2002年11月29日
昨日ワイルドアニマルウォッチングツアーで立ち寄った果物屋で入手した赤ん坊の頭ほどのマンゴを朝食にしましたが、

さすがにウップとなりました。右の写真でその大きさがわかると思います。しかし、これは絶品でした。また食べたいなぁ。

午前中は暇だったので、昨日見つけたAnimal Welfareの事務所に立ち寄りました。入り口には可愛いワンちゃんが大人しく

待っていました。ここは資金集めのためのFlee Marketもやっており、それはシェルターの運営費やAnimal Ambulance(動物

救急車)の維持費に当てられています。野良猫を見ないので捨て犬や捨て猫がいないのかと思ったらやはり結構多いそうで、

事故にあった動物や不適切な飼養で病気になった動物はここに連絡すると救急車が出動します。そして、元気になったら

里親探しをするそうです。でも、オーストラリアでは捨てることは虐待とみなされ、その罰金は日本円で150万円以上になります。

それでも捨てる人がいると嘆いていらっしゃいました。でも、飼えなくなった動物を処分することはなく、原則として貰い手を探す

システムになっていて、処分しなければならない場合は飼い主の責任で安楽死させるそうです。人に迷惑をかけるだけでなく、

悲惨な結果となることが多い捨て犬捨て猫が日本でもなくなって欲しいなぁ。でも、インターネットで里親を探すシステムがある

というと目を丸くして驚いていました。そして日本は進んでいると変なところで感心されてしまいました。ほんとうにそうだろうか?

そこに40ドル寄付して、午後からマングローブの生い茂る入り江のクルーズに出かけました。このクルーズは初めてケアンズ

に来た時、おばあちゃんと一緒に行ったのですが、船がすごくきれいになっていました。漁船に毛が生えたくらいの船だっ

たのに2階建ての格好いい船になっていました。食事は前食べたのと同じで、たっぷりの果物に名物のプロ-ン(車えびの

一種)が山盛りになっています。これがとってもおいしいのです。こんなに食べてばっかりいたら間違いなく太るなぁ。

でも、おやつのスコーンがこれまた美味。これに大きなカップの紅茶を飲んで、潮風に吹かれていると本当にいい気持ち

です。ここのマングローブの森は特別保護区域になっていて、マッドクラブというおいしい蟹が取れるところです。

でもいちばんの目玉は野性のクロコダイル。本当は干潮の時がよく目に付くそうなんですが、あいにくの満潮でなかなか

ワニが見えません。帰り際に体長4mほどのクロコダイルが悠々と泳いでいるのを発見しました。でも、遠くてなかなか写真

が撮れません。しかし、でかかったなぁ。

夜は友人達と揃ってトリニティービーチにあるヨットクラブでディナー

です。食べてしまってからしまった!と思いました。本当のオースト

ラリアサイズの食べ物の量が写真を撮っておけばよくわかったのにと

思ったからです。私はいつも上の写真のようなこちらで言えば軽食を

食べていたのでついうっかり、2皿頼んでしまい、激しく後悔しました。

だって、パスタは3人前ほどの量だし、チキンはでっかいモモ肉が2枚。

それにマカロニとジャガイモがテンコ盛りになっているのです。

日本だったらこれで3、4人前の量です。オーストラリア人はこのどでかい

皿に山盛りの料理をぺろりと食べ、それにまたまたどでかいケーキに

アイスクリームをテンコ盛りに塗りたくってデザートと言って食べるの

です。その合間にもちろんビール。で、カバ並みの体格の人が多い

理由が納得できました。私が食べきれなかった分は当然、友人が

タッパーに詰めて持ち帰りました。捨てるなんてとんでもないこと

なんです。年に1回だけど、こうやって楽しく過ごせる友人がいると

来るのがとっても楽しみになります。


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