駄々をこねるネネちゃん

お腹をすかせた猫達は一斉におばあちゃんの元へ。

にゃんにゃん鳴いてまとわりつき、すりすりするのでカリカリを出し、

缶詰も開けてやったのに食べようとしない。そして、おばあちゃんの

まわりを物欲しげな顔をしてうろうろするのです。

私がようやく9時過ぎに起きて居間に行ったら、猫達がわ〜〜っと

寄ってきました。そして、ネネちゃんは私に側に座っていろと言って

カリカリを食べ始めました。缶詰の入った食器をヒミコちゃんの

ところに持っていくとこちらもがつがつと食べ始めました。

おばあちゃんは「こりゃ、かあちゃんでなからんばいかんと

いいよるとかね！こんなことならもうご飯はやらんけんね。」と

ちょっと面白くないご様子。

なったので、みんなもう寝る算段です。

リンちゃんは夕べ散々紐で遊んであげたので、今日は

うるさくありません。ネネちゃんと一緒に寝そべって

いたら目がとろとろになってきました。

寝ている顔はほんとに可愛い。

雨があがってちょっと日が射したところにはトラちゃんが

寝ています。日が当たるとマーマレードみたいな色に

見えてきれいだなぁ。

ちゃんになる時は何か満たされない気持ちがある

みたい。かまって欲しい、可愛がって欲しいという

気持ちは人間と同じです。

でもつらつら考えてみると家の破壊力は人間の

子供の方がはるかに上をいくような気がします。

だって、家の息子は2人で張り替えたばかりの襖一面

にワイヤーハンガーを突き刺したこともあるし、障子は

常に桟だけの状態でした。畳もケバケバだったし、

家具も傷だらけ、落書きだらけでまともなものはありま

せんでした。

猫は絶対そこまでひどくないと思うがどうでしょう。

襖の作品が出来上がったらかあたんさんのサイトの

NyanArtに応募せねば。

しかし、眼鏡をかけない限り傷も見えなければ、汚れも

見えない。これはストレスがたまらなくていいわ。