2003年3月5日
昨日の騒動の後、ロス子ちゃんはよれよれになって押入れに戻ってきました。家の猫たちが心配して集まって

来ました。しばらくしてリンちゃんが見に行き、次にトラちゃん、ネネちゃんと見に行きました。ヒミコちゃんは

見ただけでうなっていたのに、今度はうなりもせず、じっとロス子ちゃんの側にしばらくついていました。

それで、気が落ち着いたらしく、ロス子ちゃんはうなりましたが、出したカリカリを全部食べました。可哀想なことを

したので、お詫びにカニカマスライスをつけてやったらアオアオ言って食べました。それからもずっと押入れで

小さくなっていましたが、トラちゃんやヒミコちゃんが時々覗いてくれるので、猫にまかせました。

夜はいつもの元気を取り戻し、元気に走り回っていました。息子が明け方にリンちゃんと本棚の上で仲良く並んで

寝ていたと教えてくれました。これが心の傷になったらどうしようと心配していたのでホッとしました。

生まれて初めての里親募集で、何から手をつけていいかわからず、心当たりに片っ端から電話をかけ、ポスター

やチラシを配ってお願いして回りました。ロス子ちゃんが来てからでは遅いと思ったので、話が決まってからすぐ

動きました。どなたも知り合いに聞いてあげるとか、ポスター他にも貼ってあげるからととても親切に協力して

くださいました。例のレストランのオーナーはメニューにロス子ちゃんのポスターをはさみ、来る人来る人に聞いて

くださっていました。生花の教室の先生始め、みなさんもチラシをもって帰って探してあげるとおっしゃって

くださいました。動物病院の先生もそうです。もちろん、自分が非常勤で勤めているところにもチラシとポスターを

渡し、お願いしました。結果的にいちばん身近なところで決まりましたが、それはたくさんの方の善意が実った

ものと思います。ネットの方でもたくさんの方がリンクしたり、応援してくださいました。本当にありがとうございます。

ロス子ちゃんにはご縁があったのだと思います。でも、里親探しを経験して、今回のようなことはめったにない

ことで、むしろ何ヶ月も足を棒にして探し回るのが普通なのだと感じました。たくさんの保護猫を世話し、里親を

探していらっしゃる方々に頭が下がります。ですから、捨てるくらいなら最初から飼わないでください。

育てられないなら子猫を生ませないようにしてください。誰かが拾ってくれるだろうなんて考えないでください。

1匹里親を見つけるだけでも大変なのです。自分の身勝手で猫が苦しむだけでなく、多くの人が迷惑するの

です。どうか捨てないでください。


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