おわ〜〜おわ〜〜っと鳴いて天袋を見上げたり、押し入れの隅を覗いたりしています。いないのが不思議なのかも

しれません。猫たちはとても大人しいです。何か感じているのでしょうか。

今日は夜、職場でほんのちょっとだったけど里親のなおっぺさんとお話できました。姿が見えないというのがいちばん

堪えているようです。それは私も同じです。いろいろ皆様から暖かいお言葉や励ましをいただいていますが、私は

今回のことは私にもいろいろ考えが及ばない点が多々あったと思っています。

手を怪我したということもありましたが、お渡しする際に同行するべきであったと思います。そうすれば、今回脱走した

場所が危ないということを指摘できていたかもしれません。それと、実際に行って場所を見ながらアドバイスを差し上

げるべきでした。いろんなサイトで里親探しをされていますが、すべてちゃんと自分でお届けなさっています。

その意味が今度ほど胸にこたえたことはありません。

次に、連絡をいただいた時、すぐに駆けつけるべきだったということです。里親さんは初めてのことで何をどうしたら

よいかわからなかったと思います。私もわかりませんでしたが、少なくとも、逃げた方向の見当ぐらいはついたかも

しれません。里親さんに無事お渡しがすんで、安心したため、山ほど仕事を受けてしまい、身動きできない状態に

なってしまっていたのですが、仕事の責任の方をロス子ちゃんの安否より優先させてしまいました。

この点はKennyさんにも申し訳なくて、どれほど謝っても足りないと思います。

里子に出した後も、きちんとしたフォローができない状態でありながら、果たして里親募集を引き受けたのが正しかった

のかどうか、その点も考えさせられています。

お見合いの時、私が噛まれたのに「家の子に」とおっしゃった気持ちに嘘はなく、世の中にはこういう猫ちゃんもいる

なら貰わなくてはと思われたお母様の気持ちも本当だと思います。ただ、慣れていない時期に脱走してしまったこと、

うっかり触ると噛んだり、暴れたりする可能性があるし、ということで思い切って普通の慣れた猫のように探せなかった

のだろうと思います。だからこそ、私の対応がまずくてますます大変なことになったと思うと、どうしても心が休まり

ません。ですから行ける時には行って、出来る限り歩いてみるつもりです。それしか、出来ることはありません。

ロス子ちゃんは25日経ってようやく保護された経緯もありますし、まだ無事でいることを信じています。