話の内容というのは、私の生徒さんの友人が野良ちゃんをてなづけて面倒を見ていたのですが、隣に

住む嫁さんが大の猫嫌いで、おおもめとなり、泣く泣く全部保健所に連れて行ったということなのです。

生徒さんも、野良猫を保護して飼っていたことがあり、もう高齢のため自分では飼えないけど、里親を

探したりするのは喜んで手伝っていらっしゃるのです。それなのに、もう保健所にやってしまってから

電話をしてきたと憤懣やるかたない様子。それは私だって同じです。その友人は、私の生徒さんに

自分がどれほど辛い思いをしたかわかって欲しいなどとぬけぬけと電話をしてきたらしいけれど、

それは自分がしたことだから仕方ないではないかと私は思うのです。養っていた猫達は時間をかけてご飯を

やって馴らして、そこが自分の家だとすっかり安心しきっていたのに、何ということをするんでしょう。

生徒さんの話では、その人が連れて行けないなら、嫁さんが連れていくと脅されて保健所にやったらしいの

ですが、いくら嫁さんでも飼い主の同意がない限り、勝手に保健所に連れて行くことはできないこと、

保健所にやるということはアウシュビッツに送るようなものだということをよくよく言ってやってくださいと

生徒さんに頼みました。でも、許せないのは、そこまでしておいて、また可哀想な猫ちゃんがいるからなどと

ほざいていると言うのです。今までいた子を守ってあげられなかった人が猫を保護したり、飼ったりする

資格があるのか！きっとまた同じことを繰り返し、「辛かったのよぉ」と泣き言を言うに違いありません。

私は直接そういうクソ○バアとは関わる気はありませんが、生徒さんはいろいろ相談を受けて困っている

様子です。そして、またその人が猫を保護するようなことがあれば、取り上げて里親を探しましょうということに

しました。辛いとか、悲しいとか、仕方なかったとかほざく前に、どうやったら家族を、大事なものを守るか

自分の頭できちんと考えて欲しい。そこまでトラブルが大きくなる前に何で解決策を探らなかったのか。

室内飼いにするだけで防げたことかもしれないのに。ああ、考えただけでも腹が立つ。何も知らずに信じて

いた飼い主から裏切られた猫達が可哀想だ。