2003年9月23日
ヒミコちゃんはもう10歳近いのに、おもちゃが大好き。おかあちゃんがおもちゃを動かしてくれると

もう止まりません。思わず体が動いてしまいます。ヒミコちゃんより若いトラちゃんなのに、

すばしっこさはかないません。でも、そのヒミコちゃんにも天敵が・・・

わ〜い、おもちゃだおもちゃだぁ!とすぐにリンちゃんが寄ってきます。リンちゃんは、ヒミコちゃん

が年上だから順番を待とうとか、譲ろうとかいう気はまったくなく、さっさとおもちゃに手を出して

きます。それがヒミコちゃんの気にさわるのです。

「何なのよ、この子は。これは私が遊んでるでしょ。勝手に手を出すんじゃないの!」

「いいじゃん、少しぐらい。」

「だめっ!」

「何よ、ケチ!減るもんじゃなし。」

というようなやり取りがあったかどうかはわかりませんが、ヒミコちゃんは結局自分より若くて敏捷な

リンちゃんにおもちゃを横取りされてしまい、ヒジョーに面白くなく、顛末を見ていたトラちゃんと

ネネちゃんのところに行き、うっぷんをぶちまけます。トラちゃんが黙って聞いてくれるだけで気分が

晴れるような気がします。ネネちゃんは聞いているのかいないのかわかりません。自分のことになると

ギャーギャーいうくせに、人のこととなると知らん顔なんだから・・・

不思議なもので、おもちゃを独り占めにしても誰も相手にせず、みんなが知らん顔をすると今度は

つまらないらしく、上を見上げてトラちゃんたちに自分もそこへ行くと行ってミャァミャァ鳴きます。

でも、みんな聞こえない振りをしてリンちゃんの場所をあけてやろうとはしません。

リンちゃんはしばらく鳴いていましたが、諦めたようにいったんその場を離れました。でも・・・

ほんとうは諦めたのではなかったのです。助走距離を取って

チェストに向って猛ダッシュし、まずトラちゃんの上に着地

しました。トラちゃんはウギャァっと言ってずりこけました。

次にヒミコちゃんに向ってぺちぺち攻撃。ヒミコちゃん、大分

善戦しましたが、やはり年のせいか息が切れてリタイヤ。

ネネちゃんは、その様子を見ていて、ぺちぺちされる前にさっさ

と下りて避難。かくして、リンちゃんはみんなの昼寝場所を

独占しました。でも、その瞬間はやったぁって感じで気持ちいい

けど、すぐにつまらなくなるのはなぜ?


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