やってきて、横取りしたの。おばちゃんは、もう

年でおもちゃで遊ぶなんておかしいと思うのだけど

何を見てもすぐにやってきてちょっかい出すのよ。

ぺちってしようかと思ったけど、ヒミコおばちゃん

本気で怒るから怖いのよね。缶詰もなかなか分けて

くれないし・・・

ああ、つまんないなぁ。

いつ見ても一緒に寝てるわ。一人で寝るにはちょっと寒くなってきて、トラおじちゃんと一緒に寝んねしようと

思っても、ネネおばちゃんがいるから場所がないわ。前は私もいっしょに寝てたような気がするけど、なぜかな？

多分おじちゃんとおばちゃんがデブになったせいじゃないかと思うんだけどな。違うかな？

でも、やっぱり一人じゃつまんないよ。だから、椅子の背もたれから飛び降りてみたの。そうしたら、隙間に

入れるかなって思って。。。だけどね、トラおじちゃんが逃げ出しちゃった。私、トラおじちゃんのお腹の上に

着地しちゃったの。トラおじちゃんはビックラ仰天してぅおおおおって走って行って、居間の本棚の上に登って

目をまん丸にしてた。ネネおばちゃんと2人だったらゆっくり寝られるからと思って、喜んで行ったら、

おばちゃん、ねぇねぇ、私と寝んねしてよぉ。

「うるさいわね。あんたと寝ると寝相が悪くてゆっくりできない

のよ。かあちゃんの布団で毎晩寝てるじゃないのさ。おかげで

こっちはかあちゃんと寝られないんだから。勝手にそこで

ごろごろしてなさい。フンッ」

ネネおばちゃんは冷たかったのでした。