今日はまた台風の影響でじっとりと空気がしめって、まとわりつくような気持ちの悪い天気でした。気温は
相変わらず35℃だの36℃という日が続いています。セミの声が少しずつ少なくなっていくのでやはり秋は
近づいてきているんでしょうが、まだ真夏です。
朝、オリンピックの体操を見損なったので、午後から録画の分を見て、すっかり感動し、なぜか急にやる気に
なって、それからちょっとだけ帳簿の整理をしました。我ながら今日はよく働いたわ。
思えばずいぶん昔のことですが、日本が体操王国だった頃、なぜだかものすごく感激して、体操部なんかに
入ってしまったのです。走れば誰よりも遅く、歩けば右手と右足が同時に出てしまうというくらい運動音痴
だった私は、それまで運動系のクラブなんて一生縁がないものと思っていたのに、どういう風の吹き回し
だったのでしょう。もう中学生だったのに跳び箱の3段も飛べない状態で入ったからもう大変。毎日涙を
流してばかりでした。体中あざだらけで、まともに歩いて帰れず、何度も途中で休みながら帰宅したのを
覚えています。私は鈍いので、同じことをやるのに他の人の3倍も4倍も練習しないとできませんでした。
それでもやめようとは思わなかったのが不思議です。で、人間ってやれば結構やれるんですね。
1年後には跳び箱も12段、それも宙返りして飛べるようになっていました。2年後には県体にも出たんですよ。
決勝には行けなかったけど、この時自分の中で何かが変わりました。できないと思っている間はできないけど
やってみればできないことはない。そう実感したのです。その後、高校に入ったら体操部がなかったので、
そのままやめてしまったけど、その経験が後で英検1級に挑戦した時に生きてきました。不可能に思えても
やればできないことはない。そう信じることができたから最後まで頑張れました。その時、スポーツの意味が
わかったような気がします。最後は自分との戦いです。もうだめだとか自分にはできないという気持ちに
勝てば必ず成果が出るのだと思います。
ここまで書いた所で、下の道路で交通事故が起きました。タクシーと乗用車が出会い頭に衝突して、タクシー
は電車の線路の上に跳ね飛ばされ、乗用車は歩道のところでひっくり返っていました。怪我人も出たようで
救急車も来るし、電車も立ち往生するしで大変な騒ぎになり、ずっと見ていたら、思わぬ時間が経って
しまっていました。下は幹線道路なので、交通事故は多いのですが、こんな大きいのは初めてです。
タクシーのお客さんは救急車で運ばれていきましたが、大した怪我でないといいのだけど。。。
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