キャリーを玄関において、いろいろ準備している間に、他の
猫たちは自分のことじゃないと思って安心したのか、リンちゃん
などこういうことをやっていました。
ヒミコちゃんがしっぽを動かすとそれを押さえる遊びです。
ヒミコちゃん、しっぽを触られるのが嫌いだったはずなのに、
わざと揺らして触らせてます。どういう心境の変化かしら。
今までならこれでバトルになっていたんだけどなぁ。
キャリーの中で吼えまくるネネちゃんを連れて病院に急ぎます。
車の中では吼えながらキャリーをがたがた揺らして暴れます。
やっぱりこの間大人しかったのはまぐれだったのかしら。
心配しながら病院に着きました。待合室にいたプードルに
向かってぐぁあおおおおぅううと吼えて、プードルがしっぽを
足の間に入れて後ずさりしました。大丈夫かなぁ。だんだん
心配になってきました。
病院ではやっぱり5人待機していました。
「今日は調子悪いかな?」ネネちゃんの顔を見て先生が
言いました。相変わらず大声で吼えてます。
でも、看護婦さんがそっとキャリーの戸を開けてネネちゃんに
触ったけど、噛み付こうとはしませんでした。なおいっそう吼える
声が大きくなっただけです。しばらく両手両足をパァの形に
開いて出ないと抵抗していましたが、2人がかりで引っ張ると
あっけなく引きずり出されてしまいました。
吼える声は悲鳴みたいになりました。でも、なんと固まっている
ではありませんか!吼えても何しても攻撃するより固まって
くれた方が何倍もありがたい。そして、今までの最短時間の
10分で診察が終わってしまいました。やった!
帰って来た時には声がかれてしまっていたネネちゃんですが、
病院に行きやすくなっただけでもありがたい。
これから毎日レメディーのもうね。
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