2003年3月8日
なんだか、ロス子ちゃんの写真はちっとも撮れないなぁ。こうしてみたら、家の猫が寝ている写真ばっかりです。

ロス子ちゃんは私が布団に入ったのを確認して出てくるため、身動きせず、息を殺して見ているのです。

でも、時間経過と共に寝ている相手がめまぐるしく変わります。その間、リンちゃんが相変わらずのストーカー

行為を続けています。気になって気になって仕方ないようです。夕べから、ケージにカニカマ置いたり、

押入れの中のキャリーに鰹節をまいたり、様々なことをしてどちらかに入ってくれないかと画策していましたが、

入るのは家の猫ばかり。ロス子ちゃんは押入れの右端の狭い隙間に入り込み、容易に出てきません。

これはほんとに困ったなぁと思っていました。明け方、ロス子ちゃんは誰もいない居間でのびのびと本棚の上

でくつろいだり、おもちゃを引っ張り出したり、爪とぎをしたりしていました。相変わらずリンちゃんついて回って

ます。部屋に戻ってきた様子を見ていたら、トイレに入りました。後ろにはぴったりリンちゃんがついていて、

その様子を見ています。そして、ロス子ちゃんが勢いよく砂をパッパッと掻いたら、砂がリンちゃんの顔面に

まともにあたり、リンちゃんのけぞりました。その後また2匹で出て行きました。その間にこっそりと今までロス子

ちゃんが潜んでいた隙間を空き箱とダンボールで塞ぎました。押入れに戻ってきたロス子ちゃんはちょっと

戸惑い、押入れの上段の奥に引っ込みました。そして、時々押し入れの戸の隙間から、こっちを覗いています。

缶詰をロス子ちゃんに見えるように食器に入れ、見せびらかしました。もちろん、すでに家の猫には先にやって

あります。ロス子ちゃん、威嚇を途中でやめ、缶詰に目が釘付けになりました。でも、出てきません。仕方なく

近くに食器を置いてやるとすぐに飛びついて食べました。その後、下の息子が手にカニカマを持ってロス子

ちゃんに差し出しました。家の猫はいっせいに逃げました。リンちゃんだけはカニカマが気になるので、部屋の

前でうろうろと落ち着きがありません。ロス子ちゃんは縮こまったので、息子はカニカマを置いて部屋を

出ました。ロス子ちゃんはそろそろとカニカマに近づき、食べ始めました。すると、ヒミコちゃんがいきなり

押入れに入り、ロス子ちゃんに飛び掛りました。さかんにおでこパンチを食らわせています。

ロス子ちゃん、可哀想にされるままです。ヒミコちゃんにしてみれば、「誰に断って私がもらうはずのカニカマ

勝手に食べてんのよ!」ということになるのでしょう。ヒミコちゃんの怒りが少し収まったあと、ロス子ちゃんは

再び場所を移動しました。どこにいるんだろう?とちょっと心配になって探したら、なんと先日セットした

キャリーの中です。やった!

これで明日までここをちゃんとねぐらにしてもらえば大騒動しなくてすむ。それで、刺激しないように戸を

もう少し閉め、息子たちには頻雑に出入りしないよう、大きな物音を立てないよう頼みました。

きっときっと明日、里親さんが来るまでそこから場所を移さないでね。

明日はいよいよお嫁入りです。すでにカリカリ、缶詰、猫砂、爪とぎ、ワクチン証明書等はお渡ししました。

後はトイレと食器を持って行くばかりです。ちょっと寂しいような嬉しいような変な気分です。でも、残った傷は

一生の思い出になります。明日、無事にお引渡しができるまで、もうちょっとね。


女の子お絵かき掲示板ナスカiPhone修理