2004年5月11日
毎日精一杯生きている人は人生に悔いなんかないのでしょうね。私は今まで精一杯生きてきたかしら?と

しきりに思われます。何だか無我夢中で何も振り返らず、髪振り乱して生きてきたような気がします。

何でそんなに必死だったのかしら?ただ、ひたすら考えてきたことは家族を守ること。猫も含めてですが。

今、残り時間が短くなってからようやく回りに目を向ける余裕が出てきたなんて皮肉です。後、自分には何が

できるのだろうとずっと考えています。大事な愛猫たちもおかげさまで幸せになって、何も心配することは

なくなりました。残される人間には、まだ心配なことは山ほどあるけど、もう心配したってどうなるわけでも

なし、自分で何とかするだろうとしか言いようがありません。

おばあちゃんももう80歳。お互いに人生残り少ないので、2人で「あの世行くなら、一緒がいいね。あんたは

道がわからんようになるけん。」「道に迷って地獄に行ったらおおごとね。」と冗談のように話しています。

明日からまた化学療法で入院ですが、腫瘍は全然小さくなってません。ただ、少なくとも大きくなっては

いません。医学はものすごく進んだけど、私みたいに末期になると完全になおることは難しく、治療は

はっきり言って延命です。ただ、昔と違って、比較的元気な状態で延命できるから、ある程度はしたいことを

して、準備する期間はあるわけです。今まで悔いだらけだったから、せめて後悔することだけはしないように

と思ってますが、やはり生きている間は悩み、雑念だらけです。でも、ようやくそれが生きている証かも

しれないと思えるようになりました。

で、まず真っ先に決めたのは国民年金を払うのやめたこと。だって、受給に必要な年数は払ったし、今から

せっせと払っても貰えないことは確実です。払わないとお年寄りを支えられないというけど、ちゃんと

今まで自分の両親の面倒も見たし、子としての努めはちゃんとしたからいいんじゃない?と言う気持ちです。

閣僚だって議員だって払ってない人結構いるじゃないですか。それで、払った年金は大規模保養施設とか

なんかに使われて、結局つぶれたりとかしているし、なんだかなぁ・・・

その分、可哀相な猫たちのために寄付でもした方がよっぽどよいです。

さて、明日からまた入院です。もう一頑張りしてきますね。


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