みゆきさんの日記にもあったように、リンちゃんは家に来た時からこのベッドがお気に入りでした。で、何を
していたかというと、忍者大作戦です。こうやって隠れて様子をうかがい、タイミングを見計らってパッと
飛び掛るという作戦です。もう大人になったから、こういう遊びもしなくなっていましたが、このベッドで
戦車ごっこもよくやってましたねぇ。そして、リンちゃんが上手に甘えていると気が気じゃないヒミコちゃん
は、何とか自分の方に注意を向けようと足元に来てごろんごろん、クネクネとやって気を引くのです。
トラちゃんはというと・・ひたすら待っています。
自分の家に猫がいなくなると外猫がよく目に付くようになりました。毎朝散歩に行く湧水公園にもたくさんの
野良ちゃんがいます。でも、幸いなことにここの猫たちはこの間子猫を病院に連れて行ってくださった奥さん
始め、何人か餌やりさんがいて、避妊去勢もされています。前はその奥さんが餌をやっている猫だけで20頭
ほどいたそうですが、避妊がほぼすんでから、数が減り、今は8頭だそうです。
案外近くにそういう活動をしている人がいることに今まで全く気が付きませんでした。
ただ、毎年のように捨て猫があり、運良く拾われる子猫はゼロに等しく、ほとんどが死んでしまうという
悲しい結果になるそうです。ちょっと出ると幹線道路なので、すぐに車に引かれたり、犬やカラスに襲われた
りして命を落としてしまうのです。捨てることは殺すことと同じということをみんな知っていただきたいと
思います。そして、どこにでもいると思うのですが、猫に餌をやっているというだけで、嫌がらせをしたり、
猫をいじめたりする人もたくさんいるそうです。案外年配の立派な方が猫に石を投げたり、水をかけたり、
餌やりさんに文句を言ったりするそうなんですよ。私も何かできることはないかしらと思ったけど、
入院を繰り返しているので、実際的なお手伝いは何もできません。ほんのちょっぴり猫の餌代だけ寄付させて
いただきました。せめて散歩に行った時、犬をけしかけたりされないように見張ることにしましょうか。
そして、ちょっと雨があがって近くの花屋にカーネーションを買いに行った時、貸し車庫のところに燕の
巣が落ちていました。落ちたんじゃなくて落とされたんです。中には小さな雛が2羽、息絶えていました。
車に糞が落ちるからなんでしょうが、昔は燕が巣を作ると福が来ると言ってみんな大事にしたものです。
糞が落ちるのが嫌なら糞除けを作ればいいことなのに、すぐに始末してしまう世の中になってしまいました。
悲しくなってきたけど、やっぱり生まれてきたものは大事にする気持ちを忘れないようにしたい。たとえ
自分ひとりそう思うとしても。
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