2004年5月23日
少しずつ食べられるようにはなりましたが、やっぱり病院のご飯は飽きてしまったのか、なぜか前のように

おいしく感じられません。もしかしたら、病院にいることに飽きたのかもしれません。一応今回の治療を

一区切りとして評価をしてから、今後どのようにするかという話し合いをすることになりますが、マーカー

を見る限りでは多少は効いているかなぁという感じです。でも、さすがにこの治療はきついです。これを

ずっと続けていくとしたら、肉体的にだけでなく、精神的にもまいってしまいそうです。副作用がきつい

時は、もういい加減終わりにしたいとさえ思える時があります。ただ、回復してくるとまだやれるかなぁと

いう気持ちにはなるのですが、回数を重ねていくにつれ、回復も遅くなって、体力が落ちてきているのが

はっきりわかります。きつい時は気分が落ち込むのですが、それを救ってくれるのはやっぱりみゆきさん

のところのトラちゃん達の写真です。何度も眺めていると気分の悪さも少し取れてきます。昨日の鳥を

狙っている写真を見てあの短い尻尾をくりくりと動かして、ヵヵヵヵッと小さく鳴いているのかなぁと

思いました。リンちゃんも引き出しや引き戸を開けているようですが、あれはトラちゃんがやるところを

後ろからじっと見ていて覚えたものです。ヒミコちゃんやネネちゃんは、トラちゃんがやってくれるから

いいやという感じで覚えようとはせず、開けたい時はトラちゃんを唆していました。もう、すっかり我が家に

なったのね。よかったね。そう、写真に向かって話しかけています。

オーストラリアの友達から定期的にメールが届きます。そういえば、前に行った時から1年半も会って

いません。年1回会うのをとても楽しみにしていたのに。写真は彼女の家の近くです。また行けるかなぁ。

いつかリタイヤしたらこういうところに住んでみたいなんて思っていたけど、夢で終わってしまうのかな。

あの青い空と海をもう一度眺めたい。そう思った時、老人ホームで欲が深い人の方がなかなか死なない

ということを思い出し、もっと欲張りになってもうちょっと頑張ろうと思いました。まだ、食べたいものも

見たいものもたくさんあるから。執着心も時には大事なんですよね。


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