おばあちゃんに任せて、すぐに寝てしまいました。舌がおかしくなっていて、病院食は結局

一口も食べられないまま退院しましたが、なぜかおばあちゃんの作ったものはおいしく食べら

れるのです。もう、入院にはすっかり飽きてしまって、病院にいるだけでご飯が食べられなく

なってしまうので、ちょっとお休みしたいなぁと思っているのです。が、今の治療が少しは

効いているようなので、休んでいるうちに進行したらそれも怖いし。。。とちょっと迷って

います。来週受診する時に途中で何日か帰れないか相談してみようかと思っています。

家に帰っても生き物がいないのでちっとも面白くありません。手のかからないものを飼おうか

しらなんてちょっと考えています。で、候補は写真のネコハエトリ。これは小さいし、カブト

ムシの容器で飼えるし、病院にも持っていけそうです。実は高校の時、ハエトリ蜘蛛の類を

たくさん飼育していたのです。餌はショウジョウバエ。父はやっとイモムシの飼育を卒業した

と思ったら、今度は蜘蛛だとえらく立腹したものですが、それは蜘蛛だからというのではなく、

餌にするショウジョウバエが家中飛び回って、うるさくてたまらんと腹を立てたのです。

或る日、学校から帰ると飼育箱が全部空になっていました。父が外に蜘蛛を全部放してしまった

のです。その時は泣きあかし、3日ほど目が腫れてました。思えば、虫の類を勘定に入れたら、

今まで身近に生き物がいないという時がなく、まったく何もいないというのは初めてです。

蜘蛛を持ち込んでもおばあちゃん、大丈夫だろうなぁ。これなら1cmちょっとだから見えない

のではないかしら。。どうかなぁ。。

一度には食べられなかったけど、ちょっとずつ食べていたら、とうとう全部平らげてしまいま

した。おかげでちょっと元気が出ました。やっぱり愛情がこもっているからおいしいので

しょうかね。病院のご飯と全然違います。早く元の元気に戻って、２人で作りたいな。