2004年6月16日(2)
乗馬の後、牧場公園に連れて行ってもらいました。雄大な山が一望のもとに眺められ、素晴らしい景色です。もともとは

雨の少ないところだそうですが、このように晴天が続き、山がきれいに見えることは珍しいそうです。広々とした牧場

には牛や馬や羊が放牧されています。牛は白黒の乳牛です。中にジャージー牛が混じっています。阿蘇でも放牧されて

いる牛は見慣れていますが、色が違います。阿蘇は肥後赤牛といって、オレンジ色の牛なのです。それと、ここでは

野焼きしないせいか、樹木が大きいと思いました。阿蘇では毎年野焼きするので放牧地では木が大きくならないのです。

ここのレストランで昼食を取り、売店と農協の直売所で買い物をしました。いろいろ珍しいものがありました。息子は

イノシシカレーと鹿肉カレーというのを買いました。どんな味がするのだろう??

八ヶ岳高原の雄大な自然を満喫して、メルヘンに戻り、さわやかな風の吹く中、お昼寝をしました。

こういういいことばかりあるなら、帰りたくないなとちょっと思ったりしました。

夕食後、再びニャンコ勢ぞろいです。みんな入れ替わり立ち代わり、ドアの所に来て出せと鳴きます。いちばん、人見知り

するというフーガちゃんも出てきて、とことこと息子の側に。どうしてこれほど猫に好かれるのでしょう。

ちょっとうらやましかったりします。ブーレちゃん、ジーグちゃん、カノンちゃん、メヌちゃんとみんな出てきてご挨拶が

すんだら、私が持ってきた羽のおもちゃをReiさんが出しました。これにものすごい反応をしたのがサラちゃんです。

咥えて引っ張り、その状態でヴ〜〜〜ッ、シャ〜〜ッとすごい声でうなります。津吹さんのところでもサラちゃんのそんな

声を聞いたことがないそうで、びっくりされていました。私もびっくりしました。だって、リンちゃんでもそんな反応は

しなかったからです。あまりの興奮状態に恐れをなして他の猫は引っ込んでしまい、サラちゃんだけがいつまでもヴ〜〜ッ

とうなりながら遊んでおりました。こうやって高原の2日目の夜も更けていきました。


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