2004年7月9日
まだ本調子ではありませんが、病院にいても気が滅入るばかりなので退院してきました。

家に帰ってすぐ横になったら、またまたぐっすり寝てしまいました。不思議なことに、

目が覚めたら、急にピザが食べたくなり、宅配してもらいました。

病院では全く何も食べられなかったのに、すんなりピザが胃袋に収まり、副作用の下痢も

止まってしまいました。やっぱり家に帰るのがいちばんの薬なんですかねぇ。

お腹が一杯になったらまたまた寝てしまい、今ごろ目を覚ましてしまいました。

今日、MAKOさんから可愛いビーズのネネちゃんが届きました。よくできてます。

似てますよね。まだ、ネネちゃんの写真を見ると涙が出そうになるんですが、きっと

頑張れって見守ってくれているような気がして、元気が出てきました。食べられたのも

このおかげかな。そういえば、7月7日はトラちゃんの誕生日でした。8歳になりました。

ネネちゃんも生きていたら8歳になってたはずだけど、天国で誕生日をチャチャと迎えた

にちがいありません。おかあちゃんがダウンしていて、お祝いしてあげられなかったけど

忘れてはいないからね。

今度の治療はとってもきつかったけれど、全然効いてなくって腫瘍は広がってきています。

それでがっかりして余計に副作用がきつく感じられたのかもしれません。もう、保険適用

の薬を使っても効く可能性はほとんどないので、先生に未承認の薬を輸入してもらえない

か頼んだのですが、倫理委員会が通してくれませんでした。

それで来週また話し合いますが、自分では癌ワクチン療法の臨床試験を受けようかと思って

います。ただ、参加基準に適合するかどうかまだ不明なので、参加できるかどうかはわかり

ません。参加できなかった場合は、海外で使われている薬を輸入して使ってくれる病院を

探して治療を受けることを考えています。仕事で何度も訳しているので、未承認の医薬品

でも医師が自分の患者に使用する分は輸入できるし、医師主導治験という形をとれば、

特定療養費で使ってもらえるので負担する金額もべらぼうなものにならなくてすむという

ことは知っています。でも、公立病院では主治医個人の裁量ではできず、倫理委員会の承認

がでないと使ってもらえません。効くとわかっている薬があるのに、すぐ自由に使えない

システムになっているのです。厚生労働省様、せめて世界標準になっている薬ぐらいは

早く承認してください。そして、海外で卵巣癌に対して認可された薬が何で小細胞肺癌の

治療用として日本では認可され、卵巣癌に使えないなんて変なことがあるんでしょう?

日本では卵巣癌での治験が行われていないから?何だか、とても変だと思うのは私だけ

かしら...とにかくまだ諦めたくありません。できること全部やってからでないと諦め

きれない。。。


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