S:今日はなんばするとね? Y:テレビでしよったと。鶏肉のシソ風味焼とかいうとよ。
S:今日はおまかせするけんね。(と言いながら時々背後に立っている)
Y:わっ!びっくりしたぁ。大丈夫だけんじっとしとかんね。 S:大丈夫たいねぇ・・・
Y:大丈夫ったら! (今回は真面目に見ていたのでしっかり覚えているつもり。だがいつの間にか
再び姑が台所に来て・・・)
Y:あっ!たれになんば入れた? S:せっかくだけん、味噌だれと豆板醤を入れたらおいしかろうと
思って。。。
Y:(一体どういう味になるか予測がつかないためかなりうろたえる)そ、そがんとはテレビでは使い
よらんだった。。。
S:ま、よかたいよかたい。食べらるっさね。Y:(仕方なしにそのままたれを使うことにし)後は
しとくけん、休んどってよかよ。(とやんわり姑を追い出しにかかる)
S:じゃ、まかせるけんね。(と言いながらもなかなか台所を離れようとしない。)
Y:(鶏肉をフライパンで焼き始める。なおも背後をうろうろしている姑に)後は焼いてたれを絡めるだけ
だけん、向こうで休んどきなっせ。
S:じゃ、そうしようかねぇ。(としぶしぶ居間に戻る)
Y:あれれ?たれがテレビで見たときのようにとろ〜りとならんが・・・なんでかなぁ??
もしかして味噌だれやらなんやら入れたせいかなぁ?ま、おいしそうだからいっかなぁ。
(と独り言を言っていると) S:どがんなりよるね。(といきなり背後から姑の声)
Y:(うわっと思わず心臓が止まりそうになる)あら、また来たとね。ちょっとたれのとろみがつかんが
おいしそうよ。 S:片栗入れたらとろみが出たとに。。ま、よかろう。サラダは私が和えてやろう。
(マヨネーズ、ヨーグルト、梅をつけた蜂蜜、胡椒を混ぜて野菜を和える)
どうも姑は私が一人で台所に立っていると気が気じゃないようです。お味の方はシソの風味と豆板醤
の辛味がぴったりあってとてもよかったけど、たれの量が変わってしまい多すぎました。今度はたれの
量を加減しよう。片栗でとろみをつけてもいいかなぁ。
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