一緒に遊び始めました。ロス子ちゃんも襖の陰から顔を出し、
ミィェミィェ〜〜と鳴きました。そしてごろんごろんしました。
ロス子ちゃんは我慢できなくなって下に降りて来ました。
トラちゃんはびっくり仰天して、お尻を絨毯にこすりつける
姿勢のまま後ずさりしながら、必死にうなりました。向かって
いくならまだしも、後ずさりの恰好がなんとも情けない。
そしてロス子ちゃんがおもちゃに前足をかけた途端にリン
ちゃんがダッシュして、飛び掛り、ロス子ちゃんは慌てて
押入れの中に。私も心配で覗いてみたら、リンちゃんが
ロス子ちゃんに猫パンチを食らわせている最中でした。
そして、大急ぎで下に降りてきてまた遊んでぇと私に言い
ました。なんということでしょう。そこまでしておもちゃを独占
しないで、一緒に遊べばいいのに。リンちゃんを抱きかかえて
その旨懇々と諭しました。わかったかどうかは不明です。
それからまたしばらくして、久しく息子の部屋にこもっていた
ヒミコちゃんが部屋に入って来ました。堂々ととはいかず、
少し腰が引けてます。トラちゃんがニャ〜〜ンと言って駆け
寄って行きましたが、ブゥウウゥウゥとうなって追い返しました。
トイレ砂の入れ替えを中断し、様子を見ることにしました。
ヒミコちゃんはそろそろと部屋を回り、あちこち様子が
変わっているので、気に入らないらしく時々、フュンと鼻を
鳴らします。そして、押入れに入り、ロス子ちゃんを見つける
と、そっちにまっすぐ向かい、かばんの上のロス子ちゃんに
向かって「おまえ、何しに来た!」と大声ですごみました。
でも、ロス子ちゃんがまったく動じないのですごく面白く
なかったらしく、フシャ〜〜ビュシャ〜と言うのはやめにして、
ロス子ちゃんの食器の中身を点検しました。同じカリカリ
だったのに安心して、出て行きましたが、どうも気に食わない
という風で、出掛けに私に向かってフ〜〜ッと一声発しました。
トラちゃんとネネちゃんは疲れて抱き合って寝てしまいました。
寝る前になめあって何かゴニョゴニョ言ってましたが、
なんだろう。。
今は全員寝静まって静かです。
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