徹夜でKennnyさんが捕獲を試みたものの、かかったのは違う猫ばかりでした。めぐさんも一睡もせず、
捕獲器から猫を出したり、チラシを作ったり、一生懸命お手伝いしてくださいました。車まで溝にはまったりして
大変だったのです。本当にお世話になりました。
でも、とうとうロス子ちゃんは現われないまま。Kennyさんも周辺を探し回り、声だけでもしないかと一生懸命
だったのに、手がかりは得られず重い足取りで帰っていかれました。里親さんも、ロス子ちゃんしか頭に
ないようで、本当に心配でたまらないのだろうと思います。何か運命で決まっていたような出会いがこのまま、
こういう形で終わってしまうとはどうしても思えません。きっと元気でいてくれるはずです。
どうやら、長期戦になりそうなので、チラシも配り、Kennyさんの声もテープで流し、根気強く待とうということに
なりました。一事上がっていた雨もKennyさんを空港に送ってからまた激しくなり、一日中土砂降りの状態で
ますます心は重くなります。もう、必死になって何とか仕事は片付けましたが、いろいろ考えている内に
疲れて寝てしまいました。どうしているかなぁ。めぐさんにもらったおもちゃで無心に遊んでいる我が家の猫を
見るとやっぱり気になるのはロス子ちゃんのことです。
|