2003年4月3日

リンとロス子の4こま漫画

3.「おいしかった!満腹満腹」
1. 「ご飯ちょうだい、なでなでもしてちょうだい。

ねぇねぇねぇ、ごろにゃん」

よしよし、いつものカリカリあげようかね。

2.あ、リンちゃんが来たから、中で食べなさい。

「うん、そうするね。」

「あいつ、何かいいもの貰ってる。くそっ!よく見えないわ。」

4.「ちょっとぉ、あんたなに貰ったのか白状しなさいよ。私よりいいもの貰ってたら承知しないわよ。」

「知らないわよ。私より先にご飯貰ってたじゃないの。」

現在、毎朝こういう光景が繰り広げられています。リンちゃんはロス子ちゃんのご飯の中身が気になって気に

なって仕方ありません。ロス子ちゃんは貰ったものを何でも喜んで食べるというのに!

それに、ロス子ちゃんが鳴いても、必ずリンちゃんたちに先にご飯をやっているのです。どうもこれはご飯の中身

の問題ではなく、自分以外の新入りがご飯を貰う、なでてもらうってのが気に食わないのではないかしら。

ロス子ちゃんはリンちゃんがしつこいのでなるべく目を合わさないようにしています。でも、そこにトラちゃんが

来るとミゥミェェと可愛い声で鳴いて嬉しそうにするのです。トラちゃんは前ほどビビらなくなりましたが、まだ

少し警戒モードでちょっと迷惑そうな顔をしますが、それでも黙ってじっと側に座っています。トラちゃんって

何か安心させるオーラでもでているのかしら。ヒミコちゃんの時もリンちゃんの時も、トラちゃんと真っ先に仲良く

なりました。ヒミコちゃんに対しては、絶対服従の姿勢をとります。やはり、お局様の貫禄のせいなのか!

夕べから戸を開け放しています。私と息子にはすっかり懐いたけど、それ以外の人にはだめというのでは

困るため、いろいろな人が歩き回ったり、物音がするのに慣れさせるためです。部屋の戸を閉めたままだと

誰かがトイレの戸を開けても、洗濯機の回る音がしてもびくっとしていたので、これはまずいと思ったのです。

それと家に出入りする生徒さんにも協力してもらって、お客さんが来ても怖がらないように少しずつ慣らそうと

思います。もう、流血のお見合いはしたくありません。

それで、夕べはロス子ちゃん、思い切って居間まで絨毯の縁の結界を越えてやってきました。こっそり覗いて

様子を見ていたら、ネネちゃんと鉢合わせし、ネネちゃんは慌てふためいてシャーシャーしながら、ヒミコちゃん

の後ろに隠れました。これではお局見習のまた見習ではありませんか!

そして、やっぱり前回と同じように、トラちゃんは慕われて追い掛け回され、その後ろをリンちゃんが

「なにすんのよぉ!」と追っかけておりました。テレビ見てるよりよっぽど面白い。


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