2003年4月4日
ヒミコちゃんとトラちゃんは、再び現われたロス子ちゃんへの

今度の対応策を話し合っているうちに、眠くなりぐっすり寝て

しまいました。なにせ、深夜にミェエエぇという声が聞こえたかと

思ったら、いきなりあの子が入って来たではありませんか。

まだ、あの兄ちゃんの部屋から出て来て、この部屋にまで来る

勇気はないだろうとタカをくくっていたトラちゃんは腰を抜かす

ほどびっくりしました。ロス子ちゃんは、「あっ、ここ見覚えあるわ!」

と懐かしそうにあたりを見回します。トラちゃんはひたすら側に

来ないでと祈ります。でも、ロス子ちゃん、平気で近づいてきます。

トラちゃんがヒャアアアアアという声を出しました。そこに、リンちゃん

が来て、ロスコちゃんをぺちぺちしました。かなり本気でぺちぺち

したのでロス子ちゃんは押入れに入りました。リンちゃんが追い

かけていき、押入れの中でドッタンバッタンと大きな音がしました。

そして、いきなりフゥシャアアアアアという威嚇の声がして、

リンちゃんが慌てふためいて押入れから飛び出してきました。

あまりしつこいのでロス子ちゃん、頭に来ちゃったのです。

すると、ヒミコちゃんが押入れの前に行き、中を覗きこんで、

ブゥシャアアアアアアアアッと一声威嚇

しました。それで全員静かになりました。ロス子ちゃんは、そのまま

押入れの中で固まりました。朝までそうやって固まっていました。

ネネちゃんは見ないようにしてきたロス子ちゃんをやっぱりまともに見てしまいました。「むむっ、やっぱり幻覚

ではないのだろうか!」ネネちゃんは悩みました。そして、朝ご飯が済んで、自分のケージに戻ったロス子

ちゃんを思い切って見に行きました。現実から逃げていては問題が解決しないからです。怖いけど、頑張り

ました。ちゃんと部屋に入ってしっかり見てきました。でも、その後慌てて居間に駆け戻りました。まだ心臓が

バコバコしています。そして、私を見上げて「おかあちゃん、怖かった。うにゃああ〜〜〜ん」と言いました。

私は「えらかったね。」と言ってたくさんたくさんなでて誉めてやりました。


女の子お絵かき掲示板ナスカiPhone修理