2004年5月2日
義妹のところのオミくんの写真がまたまたたくさん送られてきました。たった1週間でずいぶん猫らしく

なりました。目もぱっちりして、模様もはっきりしてきました。体重385gだそうです。可愛いなぁ。

連休はどこにも行かず、オミくんのお世話をしているようです。さすがに、おばあちゃんも今回は

「猿!」とは言わず、「あら、猫になったたい。ようしたもんやねぇ。」と言いました。最初から

猫だったんですけど・・・

実況中継:今夜の晩御飯  S=姑、Y=嫁

お赤飯、野菜、がんもどき、シイタケ、高野豆腐のお煮しめ

お赤飯は、去年のもち米が梅雨を越す前に食べた方がいいだろうということで、急遽作ることになり

ました。おかずは何がいいかなぁと考え、やっぱりお煮しめだよね。ということで意見が一致し、

好きな材料を買っておいでと言われ、Yはいそいそと買い物に。。

(買い物から帰ると)

Y:あら!もうお赤飯ができとっ! 

S:餅つき機で作ったらすぐたい。一休みしてからお煮しめばすっかね。

Y:厚揚げの三角のがなかったけん、がんもば買うてきた。あと、レンコンもサトイモもあんまり

きれいかとはなかった。

S:もう時期の過ぎとるけんね。

(そのうち、Yは今日が天皇賞がある日だと思い出し、テレビのスイッチを入れ、競馬中継を

見始める。)

S:こん馬はいつまでぐるぐる回りよっとね。いつ走り出すとね。

Y:まだよ。今パドックだもん。こんときゆっくり馬ば見らるっとよ。

S:さっさと並んではよ、よ〜いどんすりゃよかとこれ。。。

(Sはいつまで経っても馬が走り出さないので、飽きて台所に行く。そして、水音を大きく立てながら

野菜の下ごしらえを始める。Yは夢中でテレビを見ている。)

S:ほら、もう野菜は下ごしらえすんだばい!

Y:うん。。(生返事)

S:(テレビの前に戻り)ま〜だ走らんとね。

Y:今、返し馬たい。これがすんでからゲート入りして出走よ。

S:暇のいるこったいねぇ。(しばらく見ていたが、面白くないらしくまた台所へ)

(待ちきれなくなって、Yがとっていた出汁を鍋に入れ、煮しめを作り始める。Yはテレビにかじり

ついている。)

Y:おっおっお〜っ!きれいなスタート!行けっ行け〜ぇっ!

S:あら、今ごろ走り出したつね。(台所から関心なさそうに言う)

Y:あららららぁ、逃げよる逃げよる!逃げ切るかっ!あ〜っ、逃げたぁ!!

 大穴だぁ!

S:もう走ってしもうたとね。

Y:うっそう。逃げ切った。ほらほら、ビデオでもう1回あるけん、見てご覧。

S:あんねぇ、もう煮しめはできたとばってんね!

Y:えっ、もう作ったと?レースが終わってから作るはずだったとに。。。

S:早めに作っておいたら味が沁みるやろうが。

Y:そうばってん。。。あ、ほらほら、あそこ、3着まで来たばってん、間に合わんだったねぇ。

S:あれば、応援しよったつね。

Y:うん。尻ん恰好がよかったもん。

S:あんた、馬券は買うたつね。

Y:買うとらん。

S:見るだけでなんが面白かつね?

Y:馬ば見るだけでよか。馬券は子供ん頃散々買うたけん、もうよか。

(この後、ハルウララのドキュメンタリーを2人で仲良く見て、今日は早めの夕食となる。)

S:(おいしいおいしいとパクパク食べるYを見ながら)今日は嫁御がいっちょん役にたたんだった。

Y:(聞こえない振りをして)やっぱ、お姑さんの煮しめは最高!お赤飯もおいしかぁ。

S:やっと食欲の戻ったね。連休開けには息抜きしてくるけん、ちゃんとせんばよ。

Y:するする!しかし、おいしかぁ。(Sはそれを見てちょっと機嫌を直す。が、)

S:あらぁ、ご飯がすんだらもう寝とる!茶碗ぐらい洗わんかい。牛になるよ!

Y:zzzzz

S:(仕方なしに後片付けまで全部する。Yは相変わらず天下泰平に寝ている。それを見て苦笑)

と言うわけで、今日は全部作ってもらいました。(汗)お袋の味は最高でした。


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