S:ああ、いそがし、いそがし。。。
(山菜おこわの具を支度している。中味は干し筍、シイタケ、鶏、ゴボウ、ニンジン。もち米は夕べから
水につけて準備してあった。)
Y:ごめん、今日ははまって作るはずだったばってん。。。(と言い訳しながらちゃんと写真だけは撮る)
S:よかたい。どうせほとんど私がせんならんもん。
Y:・・・(やったことといえば、もち米を蒸す途中に具を入れただけ)
S:ちゃんと見てから覚えとかんばよ。わかったね。
Y:うん。。。(最近、記憶力に自信がない)
S:わかったかいた!
Y:ぎょえ〜〜っ!びっくりした。わ、わかったですぅ。(これ以上何も言われないうちにと慌ててPCの前に
座り、仕事を一生懸命している振りをする。)
(そうこうしているうちにおいしいおこわが出来上がる。)
S:さあて、できたよ、できたよ。
Y:わ〜い!(と、大喜びで食卓につく)
S:まだ、ついどらん!
Y:(ハッと気がつき、辛子レンコンを切ったり、豆腐をつぎ分けたりする。蒸し器を覗いて)
ひぇ〜〜、おいしそう。
S:おいしかにきまっとるじゃなかね。
Y:はい、そのとおりでございます。(一口食べて)こりゃ、うまい。夜食にももう1回食べよう。
明日も食べたい!
S:ああたは、食べ方だけは上手かね。(笑)まだ具が残っとるけん、明日も蒸かしてやろうかね。
Y:ああ、これほどおいしいもんが食べられるとは最高の幸せ!
S:安上がりな嫁ばい。
Y:ん?
S:あははは!
明日こそはまじめにお吸い物ぐらいは作ろうとかたく誓ったのに、またさっきファックスが入りました。
仕事の追加です。これでは、当分2人で作るというより、嫁の食べっぷりレポートになりそうです。(笑)
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