S:あらぁ、ちゃんとできとったね。ご飯の支度ば気にせんで出らるっとは、ほんによかもんやねぇ。
ばってん、こん豆腐はちょっと多くなかね。
Y:これは阿蘇ん手作り豆腐ばもろうたとよ。そいが、一つが普通の豆腐の3丁分ぐらいあるとたい。せっかくだけん
冷奴で食べた方がおいしかけんとおもうたけど、なんさまでかいもんねぇ。。
S:確かにこん豆腐はちゃんと豆の味がしておいしか。ばってん、こりゃでかすぎるわ。
Y:昔は豆腐ちゅうたらこれくらいの大きさだったよね。四角い篭ば盛って豆腐屋まで行きよったような記憶が・・
S:豚肉はなかなかようできたじゃなかね。ばってん、豆腐は多すぎて入らんよ。
Y:どうしようか?
S:これは明日炒り豆腐にすればよかたい。腰があってしっかりした豆腐だけん、おいしかよ。冷蔵庫に入れとき
なっせ。
ということでお腹も一杯になり、夕立の後一眠りしたのですが。。。
S:(ハッと目を覚まして)あ、今日はご飯食べとらんだったかね。
Y:(その言葉にハッとしてこっちも飛び起きる)ご飯は食べたよ。雷の鳴る前に。
S:ああ、そうだったかねぇ。。そう言えば食べたような。
Y:しっかりしてくらはい(かなり狼狽)自分がボケてそんなこというならわかるけどお義母さんがそんなぁ。。
S:へへへ、そりゃわからんよ。そんうち、ご飯だけでなくお金もなくなったって言い出すかも知れん。
Y:まさか、ボケた振りをするんじゃないでしょうね!そんならこっちだって。。
S:振りかそうでないかわからんさね。だからボケたって言うとでしょうが。
Y:そりゃそうかもしれんけど、そんなら私はもうすでにボケとる!
S:ああた、今までそれに気がつかんやったとね。それがボケとる証拠たい。わははぁ。
というわけで姑の一本勝ち。
|